学習の心構え。正しいかどうかよりも『合う』かどうか

 

当メディア『Synchronic』 では、
様々な教材(書籍/プログラム等)を紹介&販売をしていくわけですが、
その前段階でご理解いただきたいことをまとめました。

 

それが、全5話に渡ってお届けする、
Synchronic Studyシンクロニック・スタディ
いわば、学習のための学習法です。

 

今回はその第1話ということで、以下の内容でお届けします。

 

正しいかどうかよりも
『合う』かどうか

「この情報って正しいの?」
「科学的にはどうなんですかぁ?」
「データは? その根拠は?」
「これは正解ですか? それとも間違いですか?」

何かを学習しようとした時、
こういった「正しい○/間違い×」で判断しがちです。

 

学校のテスト勉強等、正解/不正解がハッキリと決まっているものであれば、
こういった判断基準でも大丈夫かもしれません。

 

ただ、以下のような場合はどうでしょうか。

  • コミュニケーションを上達させる方法
  • ビジネスで上手くいく方法
  • 恋愛で上手くいく方法
  • 親子関係/子育ての悩み解決法

こういったものに関しては、人それぞれです。
「これが正しい!」という「答え」はありません。

 

むしろ、自分なりの「答え」を見つけるもの。

 

そして、正しいかどうかよりも、
「自分」『合う』かどうかの方が大切です。

 

他人がどう言おうが、過去のデータがどうであろうが、そんなものは関係ありません。
『合う』ものであれば、OKなのです。

 

原因は「社会のレール」?!
そこから解放されよう

ところが、現代社会に生きる私達は、
「正しい○/間違い×」で判断しがちです。

 

学校教育で刷り込まれているというのもあるでしょうし、就職/家庭のあり方/人生設計等…あらゆるものに、「社会のレール」(一本道)が敷かれているのも原因です。

 

「社会のレール」に入っていれば、
「社会のレール」から出ていれば、×

という、一種の「洗脳」でもありますね…。

 

この一種の「洗脳」みたいなものが解かれていないと、なかなか「自分」『合う』ものを見つけられません。

 

仮に『合う』ものが目の前に現れたとしても、
「社会のレール」から出てしまう恐怖が勝ってしまい、チャンスを逃してしまうのです。

 

でも、本当は人それぞれ「道」が違います。
歩んできた「道」も。歩んでいく「道」も。

 

 

「社会のレール」に近い「道」もあれば、
誰も通っていない、イバラの「道」もあります。
決して一本道ではなく、様々な「道」に枝分かれしています。

 

「○か×か」ではなく「自分」に『合う』もの
「社会のレール」ではなく「自分の道」を歩む
これが本当の意味での、学習の一歩になります。

 

「ピラミッド型」よりも、
「サークル型」?!

「よ~し、『合う』ものを見つけよう!」
「これからは、自分の道を歩むぞ!」

と、決意した次に待ち受ける問題…それについてお伝えします。

 

先ほど、一種の「洗脳」であると説明しました。
×か。つまり、「答え」を求めてしまうのです。禁断症状のように、「答え」が欲しくて欲しくてたまらないのです。

 

そんな時に…
「答え」をくれる人が目の前に現れたらどうでしょうか。

 

そう、あらがえないのです。
よだれをビチャビチャにたらして、飛びついてしまうでしょう。
こうやって説明をしている私ですら、誘惑に負けそうな時もあります。

 

ですから、「答え」をくれる人が人気です。
「答え」をくれる教祖、「答え」をくれるカリスマ等…。

 

その「答え」が、「自分」『合う』ものなら良いのですが、合わないものだったり、言いくるめられているだけの可能性もあります。

 

「この人は凄い。答えをくれる。ついていこう」
盲信し過ぎると、「自分の道」見失うかもしれません。

 

盲信し過ぎて、崇め奉っている状態。
いわゆる「ピラミッド型」です。

 

 

教祖/カリスマから、「答え」をもらう構造。
これの問題点は、「自分」見失う/操られる可能性があること。

 

私がオススメするのは、「サークル型」
「自分」を中心軸にした、「輪」のようなカタチです。

 

 

一定の距離を保ちつつ、
『合う』ものであれば、取り入れる。
『合わない』ものなら、取り入れない。

 

つまり、まわりのものは全て「参考事例」
キッカケや、ヒントの一つくらいに考えておくわけです。

 

「ピラミッド型」よりも、「サークル型」の方が身軽です。「自分の道」を見つけやすいと言えるでしょう。

 

まずは味見。
『合う』『合わない』はその後

『合う』ものであれば、取り入れる。
『合わない』ものなら、取り入れない。

先ほどこのように説明させていただきましたが、
ここで重要なのは、まずは味見をすること。
味見をする試してみるということです。

 

何もしていないのに、判断はできません。
試していない段階で決めつけないことです。
試していないなら、「知らない」「分からない」で良いのです。

 

「無知の知」というソクラテスの言葉がありますが、正にその通りです。
「無知であることを知る=本当の賢さ」という意味。

 

「知らない」ということを知る
「分からない」ということを分かる

 

私達人間は、
「知っている/分かっていると思われたいッ!」
という欲求があるので、どうしても知ったかぶりになりがち。

 

でも、本当の意味で賢くなりたいのであれば、
「知らない」「分からない」を認めること。

 

ここまでの話をまとめると、

試していない
「知らない」「分からない」とする。
試した上で、
『合う』ものであれば、取り入れる。
『合わない』ものなら、取り入れない。

という感じになります。

 

厳密には、「試す」にも様々な段階/種類があるのですが、今回は割愛させていただきます。

 

以上が、Synchronic Studyシンクロニック・スタディの第1話。
いかがでしたでしょうか。

 

まぁ、ここで説明していることも「参考事例」
取り入れるかどうかは、あなた次第です。

 

最後までお読みいただき、有難うございます。
参考になりましたら幸いです。

 

 

 

 

 

この記事の制作陣

記事を執筆した人
東條茜音
当メディアのオーナー。
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