こちらは、『SYNCHRO』(シンクロ)の【アーティクル(記事)版】Vol.02です。
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第2章【ゆるめて、めざめる】
「自分」を開放して「魂」に目覚める
①「自分」の中にある、
3階層の「自分」
SORA「自分」の中には、
大きく分けて3階層の
「自分」が存在している。



3階層の「自分」が、
「自分」の中にいるの?混乱しそう・・・



例えば「自分」を表した、
以下のような図がある。





見たことあるかも。
「海に浮かぶ氷」で例えたものだね。
ゆえに、葛藤や矛盾を
抱えているのが「人間」さ。





これは「自分」の中の
「理性」と「本能」が
葛藤しているわけさ。



頭で分かっていても、
体が動かない・・・原因はこれかぁ!



実は、図には続きがあるぜ。
以下のようになる。





なにこれ?!
奥深くに、もう一つあった!
厳密には「水の層」だな。





氷のようなカタマリは
むしろ邪魔になる。



これが、3階層の「自分」か。
「理性の自分」「本能の自分」は
あわせて「自我」の領域。





「
「



流派によって、呼び方は様々だね。
「人体」との関連性で表すと
以下のような図になる。





「人体」でいうと、
こうなっていたんだ!
主に「建前」を基準に、
動いているのが
「理性の自分」。





世間(社会)と関わるには必須さ。



まわりと上手く
関わるには、必要だよね。
社会の常識に囚われ過ぎると
身動きが取れなくなる。





「自分」を見失い、
落ち込みやすくなる。



本当だ!動きにくくなるね。
最低限の常識は持ちつつ、
世間(社会)と適度な
距離を置くのがいい。





「世を捨てて山にこもれ」
というわけではない。



なるほどね。
ここもバランスだね。
次に、「本能の自分」。
生きる為に必要な「欲」を
遺伝子に刻んでいる。





生き延びるためには役立つ存在さ。



「欲」で動くのが、
「本能の自分」・・・



先天的に刻み込まれた「欲」もあれば、
後天的に埋め込まれた「欲」もある。
先天的な「欲」
食欲/性欲/睡眠欲等


後天的な「欲」
金銭欲/承認欲等





確かに、色んな「欲」があるね。



「欲」に関しては、
必要最低限を満たすくらいがいい。
「本能」が暴走しない程度にな。



「本能」が暴走しない程度?!
「
「





ドロドロに



うぐ・・・これも注意しないとね。
では「真の自分」とは何か。
根源的に備わっている、
「魂」の声で動くこと。





「建前」「欲」をゆるめると、
自然にあらわれてくるぜ。



「理性」「本能」の
奥にある存在だね!
「魂」が特に深い「
感じるのが・・・
「自分」の素質を磨き、
洗練させている時。
「自分」のできることで、
他に貢献している時。



「天命」(この世で為すこと)
にも関わってくるぞ。



深く満たされそう!
「理性の自分」
世間 (社会) との窓口。
「建前」を基準に動く。


「本能の自分」
生存維持/自己繁栄等の
「欲」を満たそうとする。


「
天命/御役目を全うする。
「魂」の





それぞれの役割を一覧でまとめたぞ。



!
「理性」「本能」は、
程々にゆるめて上手く活用する。
「理性」は、
「魂」の行動を
補助するアンテナ

「本能」は、
「魂」の行動を
補助するエンジン




・・・という役割分担が
できれば理想だな。



「理性」「本能」を
補助的に活用する感じかぁ。



「魂」で動くとは何か。
別の視点から、もう少し深掘りしよう。
次のチャプターで解説していくぞ。



オッケー!
よろしくお願いします。
②「魂」で動くとは?!
日本人の誇りと靈性
先人が
- 「魂」で生きる
- 「魂」が震える
- 「魂」を込める
- 「魂」を売らない



といった表現があるけど
これがヒントになるぜ。



なんだか、力強さを感じる
言葉ではあるね。
目の前の「
人としての「





金銭的な得よりも、
「大切な何か」
のために動くもの。



少しずつ、
分かってきたかも。
「罰則がどうとか関係なく
心が痛むからやめよう」





これも「魂」の声の一種。
いわゆる「良心」だな。
教わらなくても備わっている。



教わらなくても
備わっている?!



イメージをつかんでもらうために、
いくつか事例を出そう!



おお!助かる。
よろしくお願いします。



哲学者の
興味深いことを言っている。


日本の誇りとは何か。
経済的に発展したこと?
いや・・・「お金があること」を
誇りにするのは、押しつけがましい事。
では、本質的に誇れることは何か・・・
それは、
文明国でありながら、
「森」を保有していること。
本来、文明は「森」を
壊して発展するもの。
日本の国土の
約3分の2は「森」。
こんな国はどこにもない。



凄いね!日本人。
日本の「森」の約4割は、
「植林」によるもの。





少なくとも「植林」は
「未来」を考えた行動さ。



誰かが木を植えて・・・
それが約4割?!
「今」の私達が、
「未来」に何ができる?





・・・この発想だな。
「自分のためだけ」なら、
「森」は残らないぜ。



「魂」による行動!
貢献するパターンだね。
樹齢100年の木もあるから、
ご先祖様から受継いで、
次の世代に渡すこともある。





「魂」がつむがれて
豊かな「森」となる。



くわ!先祖代々から。
思わず感動してきた。
他にも、東日本大震災の時は
略奪が起きず、助け合う様子
が世界に報道された。





極限状態で「欲」でなく
「魂」ある行動をした。



これは誇らしいことだね。
災害で無法地帯になのに、
なぜ道徳的な行動ができるんだ?





・・・と、海外の人達からは、
称賛と驚きの声が上がっていた。



世界的に見ると、
日本人て独特かもね。
「皆がやっているから・・・」
と空気を読み、後から
同調圧力で動く人もいただろう。





でも、最初に一定数、
「魂」で動く人がいないと、
この空氣感は生まれない。



確かに、最初の空氣感は、
誰が作るんだって話だよね。
95年の阪神淡路大震災の時は
「極道」の人達がいち早く、
炊き出しを行っていた。





「極道」を擁護するわけ
ではないけどな。



いや「極道」て・・・。
「悪い人達」よね。意外だわ!
つまり、一般的な「善悪」や
「損得」を超えたところに
「魂」があるということ。





人間に誰しもに
元々備わっているもの。



そうか・・・。だから
「損得」を手放すと
自然に出てくるのか。
「魂」で動くなんて無理。
そんなものは偽善だ!
と思う人もいるだろう。
でも・・・


やらない善より、やる偽善。
ちょっとした日常の中でも
「魂」の行動はできる。



日常の中で?
どんなことだろう。
例えば、飲食店で働いていて
「利益だけ」を追究するなら・・・
安くてマズいけど
高い値段で売ろう。どうせバレない。





こういう人も
いるかもしれない。



うぅ・・・まあ、
お金は儲かるよね。
一方で、多少の
利益を抑えてでも・・・
『美味しい!』と、
喜んでもらえるものを作ろう!





「自分」の素質を活かし、
「魂」ある行動も選べる。



こういうお店を見つけると、
なんか嬉しくなる。
現代の日常生活において、
「魂」で動く人は珍しいけど
完全に失われてはいない。





無意識に自然に「魂」で
動いている人もいる。



「魂」で動く・・・
だいぶイメージできたかも。
ちなみに意識/魂を表した
この図は、





全てのものに宿っているぞ。
生物/無生物によって、
カタチは少し違うけどな。



全てに魂が宿る・・・!
日本古来の考え方だね。



では、なぜ「魂」で動くと「運」が味方するのか。
これについては第3章で!
その前に、第2章の内容をまとめておくぞ。



「運」が味方する理由・・・
それは知りたいね。
【第2章】まとめ
- 「
真 の自分」こそが鍵。「自分」の芯にある。 - 「理性」「本能」をゆるめると
「魂」で動く「真の自分」があらわれる。 - 「魂」で動くとは何か。「
悦 び」を感じて動くこと。



要点をまとめたぜ!



復習だね。










