【記事版1】『SYNCHRO』第1章【ながれを、とらえる】「体験談」と「心構え」

こちらは、『SYNCHRO』(シンクロ)の【アーティクル(記事)版】Vol.01です。
スライド形式で読みたい方は、以下のページで↓

目次

【前書き】
絶望の果てに、拡がる出逢い

私は絶望していた。

何をしても満たされない。
カラカラにかわいた感覚。

●お金=幸せ
●成功=幸せ
●波動=お金
●引き寄せ=現実操作

…数字と結果だけを神格化した、
“スピリチュアル”“自己啓発”
あまりにも多い世界で、疲れ果てていたのだ。

私はゴーストライター。
その職業柄、業界の裏側を見ることにもなる。

「お客様の幸せを。」
「世界平和が願い。」

表では綺麗なことを口走りながらも、
裏ではドロドロ。欲にまみれた講師。

私は絶望していた。

そして、なにより嫌だったのは、
そんな世界にドップリ浸かっている、
他でもない、自分自身だった。

そんな折に出逢ったのが、東洋の『叡智』を極めた導師どうし

これまでの常識が見事に崩れ去り、
まるで生まれ変わったかのように、
私の人生は、再スタートを切った。

空っぽなのに、満ち足りている。
「魂」が潤う不思議な感覚。

東洋の『叡智』は、シンプル。
しかし、浅くてスグ分かるものでもなく、
奥深く、研ぎ澄まされたもの。

例えば、次のような先人達の言葉が遺されている。

大欲たいよくは無欲に似たり。」
 
日本三大随筆『徒然草』著者
吉田兼好よしだけんこう

「東洋の心は無心になる事。
どこまでいっても無限で、
天地の分かれがない。」

 
仏教哲学者/東洋思想家
鈴木大拙すずきだいせつ

「宇宙の心と一致しない人間は、
宇宙の動きと調和できない。」

 
武道家/合氣道開祖
植芝盛平うえしばもりへい

本書では、できる限り、
理論体系をビジュアル化し、図解(象徴)で表現。

テーマは、「運」
会話形式を通して、自然と理解が深まる構成に。

シンプルで奥深い『叡智』を、
あなたに共有したくて、今この文章を綴っている。

あなたの「流れ」が、
少しでも軽くなりますように。

それでは、本編にて出逢えることを。

登場人物のご紹介

東條茜音(とうじょうあかね)

東洋の『叡智』を、実践中の生徒。
普通の人間である。

よろしくね!
天羅(そら)-SORA-

東洋の『叡智』を語る師匠的な存在。
神の使いであり、万象を知り尽くす。

よろしくな!

第1章【ながれを、とらえる】
「体験談」と「心構え」

①「煩悩」に溺れた
ネガティブ陰キャの末路

SORA

「運」とは、何か。
それは「流れ」であり、
導かれ、運ばれるもの。

ここ数年間、
色々と「流れ」が変わっただろ?

東條茜音

ハイ!数年間で起こったのは
単発のラッキーというより、
大きな「流れ」かも。

SORA

これまでの経緯や、ビフォー/アフターを
ここでシェアしてほしい。
「流れ」の参考事例になるからな。

東條茜音

実践して人生観が変わった。
軽くプロフィールも含めて、
経緯を語ってみるわ!

元々、ネガティブで陰キャの私には、
生きづらい世の中でした。

無口で内向的な私が、
苦労したのは、仕事探し。

「ハキハキと明るく、
笑顔で働ける方歓迎!」

 という求人広告を見るたびに・・・

自分を否定されたような
キモチになっていました。

そんなある日、
希望の光が差し込んできました。

偶然、ある仕事を見つけたのです。

「これなら、私にできるかも。」

涙が出るほど嬉しかったのを、
今でも覚えています。

その仕事こそが、
「ゴーストライター」

指導者/経営者の
「裏方」になって、影として活動します。

仕事は徐々に評価されて
指導者/経営者の間で口コミで拡がり・・・

「ゴーストライター」
生活はできるようになってきました。

 

しかし…ある時から、
その歯車は壊れ始めてきたのです。

お金が入るにつれて、
指導者/経営者の目の色が変わり・・・

だんだん「利益だけ」
追い求めるようになっていきました。

私もそれに影響され、
「利益だけ」を求めた結果、
「お金」は入ってきました。

指導者/経営者に褒められ、
実績も積み上がり認められ、
不自由は無いはずでした。

人の煩悩ぼんのうを刺激し、
あおれば煽るほど「お金」は入る。

そういう私自身も
「煩悩」おぼれて浪費。
これを繰り返す日々。

でも、時折・・・

これって、本当に喜こばれている?人の役に立ってる?

「利益」を得る代わりに、
何かを失っているような、
なぞの違和感がありました。

でも、これが「仕事」だし、
やめるわけにはいかない。

そう誤魔化ごまかしていた私に、
悲劇は突然訪れることに・・・

原因不明の吐き気と発熱、
右足にかゆみをともなった
「アザ」のようなものが。

病院で診断を受けても、
詳細は分からず、
「ぬり薬」を渡されるだけ。

不思議なことに、いつも
大きな利益を上げようとする
タイミングで発症。

まるで、何か大きな力に
止められているような、
不思議な感覚でした。

これをキッカケに、
もう一度、自分の人生を
見つめ直すことに。

私が磨いた「能力」は、
「利益」のためのもの?
本当に、それでいいの?

どん底だった私に
生きる希望を与えてくれた
「ゴーストライター」の仕事。

本当は・・・こんなやり方したくない。

本当は・・・もっと楽しかったはず。

だけど・・・収入を減らして、
狭い「部屋」に引っ越せば、
「あいつは落ちぶれた」
周りからそう思われるかも。

でも!これ以上、
「自分」に嘘を
つきたくはない!!

そんな時、仕事の関係で
東洋の『叡智』を極めた
「とある人物」に出逢いました。

そして、こう言われました。

キミは、
「部屋の面積」を広げたいの?
それとも
「人の可能性」を拡げたいの? 

その「言葉」
私にグサリと刺さり、背中を押すことに。

広い3LDKを手放して、
ワンルームに引っ越し。
何も無いところからの
再スタートとなりました。

「利益だけ」を求める人とは
キッパリ関係を断ち切り、


信頼&納得のできる
「仕事」のみにしました。

前と比較すると、
一時的に「収入」は削ぎ落されましたが…


心がうるおっている感覚
はありました。

これまで得た地位や、
収入を手放した代わりに、
新たなチャンスが巡ってきました。

先程の「とある人物」から
東洋の『叡智』を、
教えていただけることに。

そこから色々実践した結果、
仕事/私生活で次々と大きな変化が!

意味のある偶然シンクロニシティが多発して
物事がスルスルと進んだり。
新たな出逢いに恵まれたり。

そして、氣づいたころには、
右足の「アザ」も、
綺麗サッパリ無くなっていました!

今は心身ともに健康で、
自然体で活動できています。

東條茜音

・・という感じかな。今もまだまだ修行中だし、
ここでは伝えきれないかも。

SORA

OK。体験談、ありがとな。
「運」の流れに乗るための、重要な鍵が隠れていたぜ。

SORA

これからその仕組みを
ひも解いて説明していくけど、スグに信じられないかもな。

東條茜音

確かにね。
身をもって体験するまでは、私も疑ってたしね。

不思議ではあるが、
不自然ではない。

SORA

これを理解しておくと、いいかもしれねぇな。

東條茜音

確かに、不思議な体験はしたけど、
流れは自然だった!

SORA

そんなこんなも含めて、これから学ぶ前の
「心構え」を伝えておくぞ。

東條茜音

オッケー。
よろしくお願いします。

②スグに信じなくていい。
「検証」の眼を開こう

SORA

これから話すことは、
科学が追いついている面と、
追いついていない面がある。
「怪しい」と思ったままでOK。

東條茜音

え?! 「怪しい」と思ったままでいいの?

SORA

盲目的に信じ過ぎると、目の前の「出来事」
正確に観察できなくなるし。

「怪しいから確かめよう」くらいがいいぜ。

東條茜音

…うん、まぁ。
呑みにするのは、よくないかもね。

厳密に言うと、
盲信もうしん疑念ぎねんの間。

陰陽太極図の応用。「検証」の眼を開く。開眼の図
SORA

「検証」の眼を開いて、色々試してほしい。

東條茜音

「検証」の眼?!

疑い過ぎず、信じ過ぎず。

陰陽太極図の応用。疑い過ぎず、信じ過ぎずを表した図
SORA

バランスのとれた「素直」な眼さ。

東條茜音

なるほど!

SORA

試して効果が無くても、ゼロに戻るだけ。
やってみる価値はあるだろ。
効果が出れば、最高だしな。

東條茜音

確かに!やらずに後悔するほうが、
損する氣もする。

思考しこう」より「試行しこう」。
考えるな、試せ。

SORA

1つ言えることは、これだな。

東條茜音

わかったつもりではなく、
やってみる事か~。

「運」の流れに乗るのは、
ある意味「波乗り」

SORA

おぼれないためには
「バランス感覚」は必要ってわけ。

東條茜音

「バランス感覚」。大事だね。

SORA

「運」の流れに乗るために才能はいらない。
ただし、「条件」「秘訣」はある。

東條茜音

「条件」「秘訣」・・・氣になる!!

SORA

詳しくは、第2章以降で解説していくぜ。
その前に、第1章の内容をまとめておくぞ。

東條茜音

オッケー。
よろしくお願いします。

【第1章】まとめ

  • 「運」は、不思議。でも不自然ではなく、自然。
  • 「思考」より「試行」。「考えるな、試せ。」が大切。
  • 「検証」の眼を開く。疑い過ぎず、信じ過ぎず。
SORA

要点をまとめたぜ!

東條茜音

復習だね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

20代の頃にフリーランスの「ゴーストライター」として独立。これまで数多くの執筆代行/コンテンツ制作代行等を手掛けてきた。近年は、和の『叡智』に感銘を受け、シンクロニスト/東洋哲学伝承師として活動している。≫詳細プロフィールはコチラ

目次