【記事版3】『SYNCHRO』第3章「運」の流れに乗る秘訣。先人達が導き出した実践法

こちらは、『SYNCHRO』(シンクロ)の【アーティクル(記事)版】Vol.03です。
スライド形式で読みたい方は、以下のページで↓

目次

第3章「運」の流れに乗る秘訣。
先人達が導き出した実践法

①「直感」か、「錯覚」か。
「自我」の開放

SORA

ここで問題がひとつ。
それは本当に「直感」か。

ただの「錯覚」で間違っていたら、
変な方向に行くぞ。

東條茜音

うう…確かに。
ただの「錯覚」かも知れないしね。

SORA

とはいえ、ご安心を。
これに関しては、先人達が導き出している。
「錯覚」になりがちなパターンがある。

東條茜音

本当に?!
早く教えて!

「自我」の領域である、
「理性の自分」「本能の自分」
が本来の状態ではない時。

SORA

この時は
「直感」ではなく、
「錯覚」かもしれない。

東條茜音

本来の状態ではない時?

まず「自我」が緊張したり、
変にりきんでいる時だな。

「直感」を遮る「自我」の図
SORA

こんな感じで、「直感」さえぎるぞ。

東條茜音

第2章で出てきた図!
「氷」のカタマリが邪魔をしているね。

SORA

「氷」(固まった自我)を溶かすには、
執着を手放し自然に身を任せる。

東條茜音

手放すかぁ・・・。
これがなかなか難しいんだよね。

SORA

焦る必要は無いぜ。
できる範囲で少しずつ、手放せばいい。

東條茜音

自分が何に執着しているか、
見直さないとね。

SORA

それぞれの「錯覚」になりがちな
パターンも伝えるぜ。

「理性の自分」「本能の自分」
それぞれのな。

東條茜音

よろしくお願いします。

「理性の自分」は、
外界(社会)との関わりを担当している。

SORA

社会生活を送る上で、欠かせない存在さ。

東條茜音

はい。

世間体せけんていを氣にし過ぎたり、
社会の常識に囚われ過ぎると
身動きが取れなくなる。

SORA

その結果「直感」も受け取れなくなる。

東條茜音

本当だ!届かなくなるね。

最低限の常識は持ちつつ、
世間(社会)と適度な
距離を置くのがいい。

SORA

「世を捨てて山にこもれ」
というわけではない。

東條茜音

なるほどね。
ここもバランスだね。

次に、「本能の自分」
生きる為に必要な「欲」
遺伝子に刻んでいる。

SORA

生き延びるためには役立つ存在さ。

東條茜音

はい。

SORA

先天的に刻み込まれた「欲」もあれば、
後天的に埋め込まれた「欲」もある。

先天的な「欲」
食欲/性欲/睡眠欲等

後天的な「欲」
金銭欲/承認欲等

東條茜音

確かに、色んな「欲」があるね。

SORA

「欲」に関しては、
必要最低限を満たすくらいがいい。
「本能」が暴走しない程度にな。

東條茜音

「本能」が暴走しない程度?!

本能ほんのうにごると
煩悩ぼんのうになる。

煩悩/穢れを表した図
SORA

ドロドロにけがれて、「直感」も通らない。

東條茜音

本当だ!届かなくなるね。

「自我」を綺麗にする技法が
みそぎ」「はらい」「きよめ」
と呼ばれるもの。

「禊」「祓い」「清め」の図
SORA

「直感」(光)が届くようにする。

東條茜音

なるほどね。

「自我」を清らかに保つには
食事、運動、睡眠の改善で
生活習慣の質を上げること。

SORA

日常的に「自分」いつくしむことさ。

東條茜音

こんなシンプルで、
当たり前なことでいいの?!

【当たり前】の日常を丁寧に
【有難く】過ごしていれば、
「自我」は落ち着いてくる。

SORA

満ち足りていれば、平穏を保てるのさ。

東條茜音

うわ!言われてみれば、
そうかもしれない。

しかし、多くの現代人は、
浅い「快楽」を刺激する
情報や食べ物を求めている。

SORA

そこにおぼれて、抜け出せない状態さ。

東條茜音

これは確かに・・・
そうなりがちかも。

SORA

シンの自分」との
つながりも薄くなる。

穢れ(けがれ)を表した図
東條茜音

うぐ!御靈みたまが・・・どうなるの?
「運」には乗れない?

SORA

心配するな!シンの自分」
「自分」を絶対に見捨てない。
その仕組みを、次で解説しよう。

東條茜音

良かった・・・!
よろしくお願いします。

②長期的に「運」に乗る秘訣

SORA

シンの自分」は、
「直感」が届かない時は、
「警告」を送る。

東條茜音

「警告」を送る?
どういうこと?

例えば「違和感」や、
身体の「不調和」
周囲の「トラブル」等。

SORA

「人生を見直せ!」的な「警告」 さ。

東條茜音

様々なカタチで
「警告」が来るんだね。

運の流れについて説明した図
SORA

「警告」に氣づいて、
生き方を見直せば、流れに乗れる。

東條茜音

別の角度から「運」の流れ
について説明しておく。

禍福(禍福)と運の流れを表した図
SORA

禍福かふくの両方を含む流れが「運」

東條茜音

この両方で「運」

=悪いこと。
ふく=良いこと。

と一般的に説明されるが・・・

禍福(禍福)の図
SORA

本書では、2つとも良いと捉えている。

東條茜音

ちょっと違う印象だね。

SORA

両方を受け取れる状態が、
「運」が良い状態さ。


自分に合う「試練」

ふく
自分に合う「褒美」

東條茜音

なるほど。確かに、
良い試練とかあるわ。

禍福かふくあざなえる縄のごとし」
という、ことわざの通り
1本の縄のように交互に来る。

SORA

あざなえる」の意味は
「絡ませた」だな。

東條茜音

両方で1セットという感じだね。

SORA

禍福かふくの字のしめすへん
神に関わる意味を持つ。神の波動とも言える。

東條茜音

宇宙(天/神)によって
決められた波動なのかな。

自分らしさを発揮して
まわりを喜ばせていれば
「禍福」の流れの中さ。

SORA

適切な試練と褒美。
この循環の中にいる。

東條茜音

深い「悦び」
満ちているんだよね。

SORA

「自我」の暴走で
「運」の範囲から外れると危険だ。

東條茜音

「褒美」「試練」
不必要にあり過ぎると
「運」の流れから外れる。

過剰に上がって反動で落ちる

落ち込み過ぎて流れから外れる

SORA

つながりが薄れ、「直感」も届かない。

東條茜音

上も下も行き過ぎは良くなさそう・・・

過剰な「褒美」の例は・・・
宝くじに当たる事は、
「運」が良いとは限らない。

SORA

見合っていなければ、反動で落ちるからな。

東條茜音

「高額当選者の約7割が数年以内に破産」
って聞いたことある…

また、心身を壊すような
過剰な「試練」は我慢せず、
休息&方向転換してもいい。

SORA

これは決して、「逃げ」ではないぞ。

東條茜音

「逃げちゃ駄目!」と、
我慢し過ぎて、病む人多いかも・・・

東條茜音

今思うと、私の右足にあった
「アザ」や発熱等も、「警告」だったのかな。

SORA

ああ。その可能性は高いな。
そういう形での「警告」さ。
ただし、人によって違うので注意。

例えば、「トラブル」
起こったとしても・・・

SORA

人によって、その意味が変わる。

東條茜音

そっか。ここが難しいね。

宇宙(天/神)にそむ
生き方をしていると・・・

SORA

降りかかるのは、「警告」かもな。

東條茜音

そうだね。ちゃんと生きるわ!

宇宙(天/神)に顔向け
できる生き方なら
「運」の流れに乗れる。

SORA

降りそそぐのは、良い「試練&褒美」

東條茜音

なるほどね。

「試練」の時こそ、
自信を持って、上を向く。

「試練の時こそ、上を向く」の図
SORA

下を向かず、前へ進むのがいい。

東條茜音

はい。そうだね。

「褒美」の時こそ、
謙虚な姿勢で、感謝する。

「実るほど、頭を垂れる稲穂かな」の図
SORA

「実るほど、こうべを垂れる稲穂いなほかな」。

東條茜音

この繰り返しで、ずっと流れに乗れる。

SORA

先人達の残した言葉に耳を傾ければ、
ヒントはたくさんある。
仕組み解説は以上。
では、第3章のまとめに入るぜ。

東條茜音

本当だね。
先人達に、感謝しかないわ。

【第3章】まとめ

  • 「自我」の状態を整え、「錯覚」でなく「直感」へ。
  • 浅い「快楽」ではなく、深い「悦び」を求める。
  • 必要な「試練」(禍)と必要な「褒美」(福)。
    「運」に乗ると両方来る。
SORA

要点をまとめたぜ!

東條茜音

復習だね。

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この記事を書いた人

20代の頃にフリーランスの「ゴーストライター」として独立。これまで数多くの執筆代行/コンテンツ制作代行等を手掛けてきた。近年は、和の『叡智』に感銘を受け、シンクロニスト/東洋哲学伝承師として活動している。≫詳細プロフィールはコチラ

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