前回の続きから・・・
案内人として対話を見ていると、
人にはいろいろなタイプがいる。
よく動く人。
たくさん話す人。
どんどん挑戦する人。
そういうエネルギーの強さは、とても魅力的だと思う。
でも観察していると、
もうひとつ別のタイプの人がいる。
それは、
静かに見ている人。
たくさん話すわけではない。
目立つ行動をするわけでもない。
ただ、よく見ている。
流れを。
人の言葉を。
小さな違和感を。
そういう人の周りでは、
面白い偶然が起きることがある。
それは、特別な力ではない。
ただ、
氣づくことができる。
世界の中には、
小さな合図がたくさんある。
ふとした言葉。
偶然見かけた本。
思いがけないタイミング。
でも急いでいるときや、
たくさんの音に囲まれているとき、
そういう合図は通り過ぎてしまう。
静かな人は、
その合図を拾いやすい。
なぜなら、
よく見ているから。
案内人として見ていると、
偶然というものは
世界が出している小さなヒントのようにも見える。
それに氣づくかどうかは、
大きな能力というより、
少しだけ
静かな時間を持っているかどうか。
静かな人は、
たくさんのことを見逃さない。
そしてその中から、
面白いものを拾っていく。
案内人として見ていると、
不思議な偶然に出会う人の多くは
特別な場所にいるわけではない。
ただ少し、
静かに世界を見ている。
もしかすると、
面白い偶然というものは
世界が出している小さなメッセージなのかもしれない。
そしてそれは、
静かな人の前にそっと置かれている。
案内人 ジピっち
・・次へ、つづく。



