今回は、古代日本の「開運術」に裏打ちされた知識と、洗練されたデザイン技術で、
縁起の良い「図章」(ずしょう)と呼ばれるマークを創造する絵師「沙羅(しゃら)」さんに、『SYNCHRO』の先行モニターとして感想をお寄せいただきました。

わたしの「内なる創造」に
寄り添ってくれる一冊
- この教材を手に取ったきっかけや、第一印象は?
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私が日々描いている「図章(ずしょう)」というカタチは、目に見えない「流れ」や「巡り」を象(かたち)にするものでもあります。
そんな私にとって、『SYNCHRO』という言葉に出会った瞬間、まるで「縁起」のようにピンとくるものがありました。
開いたページには、どこか懐かしさのような、でも新鮮な風も感じて。
「これは、『自分の中の図章』を描いていく教材なんだ」と直感したのを覚えています。ことばが優しく、そして芯があって。スピリチュアルに偏りすぎず、でも感性にそっと語りかけてくる。
まさに、わたしの「内なる創造」に寄り添ってくれる一冊でした。
これからの私の在り方を、
優しく導いてくれるような学び
- あらためて氣づいたこと・学びになった点はありましたか?
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この教材を通して、「理性・本能・真の自分」という3つの層に触れたとき、
図章を描くプロセスも、まさにこの構造と響き合っていたんだと氣づきました。普段の暮らしの中でも、理性や思考で判断しているようで、実はもっと深い層――
本当に悦びを感じる「魂の震え」のようなものに従っていたことに気づかされて。また、「運」とは自分が動かすものではなく、「すでにある流れに氣づき、調和していくもの」という視点にも、深く納得しました。
無理に変えようとせず、整えていくことで流れに乗る。
これからの私の在り方を、優しく導いてくれるような学びでした。
守るために固めていたものが、
かえって感覚を閉ざしてしまう
- 特に印象に残っているページや言葉、図解などはありますか?
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印象に残っているのは、第2章で紹介されていた「三層構造の図解」です。
外に見せる自分、内に秘めた本能、そしてもっと奥にある「真の自分」。
この構造は、図章を描くときの感覚――
「外側のかたち」から「中心の魂」へ向かって描いていく流れと、重なるように感じました。それから、「自我が固まった氷」の例えも、とても美しく心に残っています。
守るために固めていたものが、かえって感覚を閉ざしてしまう。
その氷がすこしずつ溶けて、やわらかな「真の声」が聴こえてくる…。
そのイメージは、今も私の中で、静かに響いています。
自分の中の「真の自分」と
対話するような感覚
- ご自身の暮らしに、どんな風に活かせそうですか?
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日々、図章を描く時間というのは、私にとって「内なる静けさ」とつながる大切なひとときです。
『SYNCHRO』を読んでからは、その時間がより深まりました。
自分の中の「真の自分」と対話するような感覚で、筆を取るようになった氣がしています。また、作品づくりだけでなく、日常の選択や暮らしのペースについても、
「無理なく整える」「流れに身をゆだねる」という視点を意識するようになりました。目に見えない巡りに耳をすませながら、丁寧に日々を選んでいく――
そんな暮らし方が、少しずつできるようになってきたように思います。
「いまの自分」と「本来の自分」を、
そっとつなげてくれる存在
- どんな方にオススメしたいですか?
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「自分らしく生きたい」と願う方へ、そっと手渡したくなる一冊です。
特に、感性を大切にしている方や、創作や表現に携わっている方には、
この教材が「心の静けさとつながる道しるべ」になるのではないかと思います。また、頑張りすぎて疲れてしまった方にもおすすめです。
「頑張る」から「整える」視点の転換は、きっと心と身体にやさしく響くはずです。静かなやさしさに満ちた『SYNCHRO』。
「いまの自分」と「本来の自分」を、そっとつなげてくれる存在です。
※ご感想をいただきまして、
ありがとうございました!
沙羅さんのご感想は、まさに“図章”のように美しく、静かで奥深い響きを感じました。
「創ること」と「感じとること」が、ひとつの“めぐり”として息づいているのだと、あらためて氣づかされました。
これからも内なる静けさとともに、素敵な作品が生まれていくことを、心から楽しみにしています。
沙羅さんの公式サイトは以下になります。ぜひ一度のぞいてみてくださいね。

沙羅さん、魂のこもった感想をありがとうございました。