『未読選書』シリーズ3– category –
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『未読選書』シリーズ3総括|– 点と点のあいだに引かれた線 –
この10冊は、それぞれが独立した作品でありながら、並べてみると、ひとつの流れを持ち始める。 最初にあったのは、「未完の時間」だった。どこにも行ききれないまま続いていく日々。 そこから、「未定義の関係」へと移り、やがて「意味」や「価値」といっ... -
【未読選書3】 No.10|佐野洋子『100万回生きたねこ』~“回数と重さの逆転”~
amazonをチェック 0|作品の輪郭(要約) 何度も生まれ変わり、そのたびに死んできたねこ。 王様や船乗りなど、さまざまな持ち主のもとで生きながらも、一度も「自分のために」生きたことはなかった。 だがあるとき、誰のものでもないねことして生き、初め... -
【未読選書3】 No.09|岡崎京子『リバーズ・エッジ』~“壊れている状態”でも~
amazonをチェック 0|作品の輪郭(要約) 高校生たちが、それぞれに歪んだ関係を抱えながら、どこにも向かえない日常を過ごしている。 暴力、孤独、依存が交錯する中で、彼らは“正常ではない状態”のまま繋がり続ける。 崩れた世界の中で、それでも関係だけ... -
【未読選書3】 No.08|吾妻ひでお『失踪日記』~それは“消失”なのか~
amazonをチェック 0|作品の輪郭(要約) 漫画家である著者自身が、突然仕事や社会から離れ、“失踪”する。 ホームレス生活や過酷な労働を経て、やがて再び日常へと戻ってくるまでの記録。 崩れた生活の中でも、どこか淡々と時間は続いていく。 1|なぜ、こ... -
【未読選書3】 No.07|シェル・シルヴァスタイン『ぼくを探しに』~“欠け”を探して~
amazonをチェック 0|作品の輪郭(要約) 欠けた円が、自分に合う“欠け”を探して旅をする。 転がりながら、さまざまな存在と出会い、満たされそうで満たされない状態を繰り返す中で、やがて「完全になること」とは別の在り方に辿り着く。 1|なぜ、この作... -
【未読選書3】 No.06|いぬいさえこ『きみのことが だいすき』~“繰り返される言葉”~
amazonをチェック 0|作品の輪郭(要約) 「きみのことが だいすき」という言葉が、繰り返し、まっすぐに届けられる。 理由や条件を挟まず、ただそのままの好意が差し出され続ける中で、受け取る側の感情が、静かに揺れていく。 1|なぜ、この作品を選んだ... -
【未読選書3】 No.05|酒井駒子『よるくま』~“不安と安心”~
amazonをチェック 0|作品の輪郭(要約) 夜、眠れない子どものもとに、「よるくま」と名乗る小さな存在が現れる。 ふたりは一緒に夜の中を歩き、やがて“おかあさん”のもとへと辿り着く。 静かな時間の中で、“不安と安心”がゆっくりと入れ替わっていく。 1...
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