異色の偉人伝、
『異神伝』について
私が寄稿しているメディア『
普通の偉人伝と少し違う点は、『和』の叡智から焦点をあてて解説しているところ。日本人だけではなく、あらゆる国/業種の人物を取り上げていて、とても興味深いです。
その『
「シークレットシューズ」
を魅せつける男
あなたは、
「音」の革命児とも言われている、米国の音楽家/アーティストです。※ちなみに、
私の場合は、
「なんじゃ、この変な人ッ!でも、なぜか氣になる」
でした。
彼は、黒人男性アーティストの中では「小柄」で、通説では、身長が約157cm前後と言われています。身長に関しては、ご本人も氣にしているようで、背が高く見えるように、「シークレットシューズ」的なものを履いています。
そこで、私は、「違和感」に襲われました。
「…いや、待て。シークレットシューズ的なものって、こんな堂々と履くの?」
と。
これまでの人生で見たことがありませんでした。
「シークレット」なことを、こんなに「表」に現わす人を。そして、こんなにも、堂々と魅せる人を。
私を襲った「違和感」は、やがて「尊敬」に変わり、そこから目が離せなくなってしまったのです…
マイケルとプリンス
あのスーパースター、
彼らは共に、「音楽」を通して黒人差別とも向き合い、数々の音楽史を塗り替えてきました。※『異神伝』では、両者とも取り上げられていますので、是非、彼らをチェックしていただきたいです。
お互いに「良きライバル」として、影響を与え合っていましたが、その個性や方向性は、真逆と言っても良いでしょう。
などと言われています。
「
まるで「風神」「雷神」のように、エンターテインメント界に君臨する二人。
両者とも、とても魅力的な人物です。
なぜか私は、「
それでは、彼の魅力が伝わるように「惹かれるところ」を3つピックアップしてみましょう。
惹かれるところ①
「コンプレックス」も魅せる
冒頭でもお伝えしましたが、彼は、自分の「弱み」や「悩み」を隠しません。それどころか、堂々と魅せ付けて、表現します。
普通の人は、
①氣にしないフリをして隠す
②克服をして、氣にしない
のどちらかだと思いますが、彼はそのどちらでもなく…
という感じ。
「コンプレックス」もそのまま抱き込んで、ありのままの『自分』で、人々を魅了しているのです。
そんな彼の生き様に、私は勇氣をもらえました。
「悩む自分も含めて自分。堂々としてもいいんだ」と。
それまでは、
●「コンプレックス」は克服すべきもの
●「恥ずかしい悩み」は隠すべきもの
と思い込んでいたのですが、それが遥か彼方へ吹き飛んだのです。
惹かれるところ②
「ファン」ではなく家族。
「数」よりも、濃密な「縁」
「ファン」ではなく、ファミリーを略して『ファム』と呼びました。
という感じで、『ファム』をとても大切にしていました。
今でこそ「オンラインサロン」「コミュニティ」が当たり前ですが、彼はインターネットが普及し始めた90年代初頭から、WEB上で会員限定コミュニティを作り、濃密な関係を築いていました。
顧客/フォロワーの「数」ではなく、家族のように、一人ひとりと向き合って、深くつながる。
ビジネスを行う「姿勢」として、とても勉強になります。
惹かれるところ③
「成功」はあっさり手放す。
『魂』は決して売らない
ビジネス的な面ではなく、クリエイターとしての「姿勢」も、見習うべき点がたくさんあります。
●大ヒットを狙うだけではなく、芸術的かつ革新的な作品を発表する。
●キャリアに甘んじることなく、新しいことを取り入れて挑戦する。
●お金や権力に屈することなく、自由に表現し、社会貢献も行う。
等々です。
「お金」「キャリア」「権力」
…こういったものを一度手に入れてしまうと、その魔力に取り込まれてしまう人が多いですし、
手放すのは、「勇氣」のいることだと思います。
でも、
『魂』は決して売らないという、強い姿勢。
私自身も、まわりの誘惑に負けそうになったり、ついつい保身に回りそうになった時には、
少しでも、
近日公開されるのが楽しみ!
『
近日公開予定とのことです。
※私が寄稿させていているメディア『志神』さんからリリースされます。